クリップブックとはファイロファクス(filofax)社製のシステム手帳。
システム手帳なのに軽くて安い。かつオシャレ!ということでかなり人気がありますよね。
色のバリエーションも豊富でデザインはシンプル。
好きな色を選んで自分好みにカスタマイズできるのも良いところ。
そんなクリップブックの特徴であるクルッと回して使う便利な使い方や、おすすめリフィルについてご紹介します。
【Contents】
クリップブックの使い方 特徴から見てみる
クリップブックの使い方で特徴的なところを確認していきましょう!
クルッと回して便利に難点克服
クリップブックの使い方で特徴的なところは、180度クルッと回転させることができるところではないでしょうか。
これによりシステム手帳の難点である「左側が書きづらい」という点を改善しています。
ただこれは実際使ってみると、クリップブックに支えられているので書きやすいっちゃー書きやすいですがペンを持つ手が浮いたようになるため、人によっては書きづらさを感じつこともあるかと思います・・・(汗)
立った状態でも筆記しやすいというコンセプトで作られているので、クルッとして手に持って書くと書きやすい。
うむ、さすがですね!
でも、クルッと回転させて机にそのまま置いて書こうとすると・・・
ちょっと手で押さえてみましょう!
どちらを上にしても少し沈みます。
でも、リングに近ければ近いほど安定しているので書きやすいんですね~。
ま、当たり前ですけど・・・(汗)
ちなみに、クリップブックの表紙は下敷きのようなプラ板が芯として入っています。
って、なんで剥がれてきとんねんっ!
剥がれやすいのね。そこはまー、しゃーないか。
ということで、ボンドかなんかで補修すれば良いでしょう。
下敷きのようなプラ板の芯が表も裏もっどっちもに入っているということは!
リングと同じくらいのもの(私はペンケースにしてみました)を挟んで、高さを揃えてあげれば書きやすさも格段に上がります。
もうちょっとしっくりくるものがあればいいんですけど見つからず。
でも、ま、一度お試しあれ~~。
大きさがほぼリフィルと同じ
クリップブック自体の大きさがほぼリフィルサイズになっているので、インデックスやクリアポケットなどリフィルより大きめのものをセットするとはみ出します。
外側にはみ出てしまうことから、紙やマステ等柔らかめのインデックスだとグシャッと潰れてしまったり折れてしまうことも。
気になる場合は、プラスチックや紙をパウチしたものなど硬めのインデックスにするといいでしょう。
ただ、インデックスが外に出ていることによって「見やすい」「探しやすい」という利点もあります。
私が使っているのはこの縦のインデックスです。
もしかして、インデックスもラミネーター使えば自作できるんじゃね?
なんて思ってちょっとインデックスとA5のラミネーターを重ねてみました。
なんとラミネーター方が大きい!
ということは、インデックスサイズにラミネーターを切れば良い♪
穴の位置だけちょっと調整すれば完璧。
自作可能ですね~。
なんて安上がり♪
あ、クリップブックの表紙カスタマイズはもうしました?
もし興味があるようでしたらこの記事も読んでみてくださいね~!
→クリップブックの使い方 まずはカスタマイズで表紙を自分好みに!
バインダーの金具は両手でね!
また、バインダーの金具についてですが、両手で左右に開くタイプなので頻繁にリフィルを交換する方は不便かもしれません。
しかし、その辺を加味してもやっぱりこの軽さとシンプルさは魅力的!
個体差があるかもしれませんが、バチン!と閉まるので指を挟まないようにしてくださいね。
お手入れが要らない!気を使わない素材
透明なクリアタイプのものや布のもの以外は、PUレザーという合皮素材が使われています。
この素材を使用しているので、A5サイズでも5,000円弱という低価格に抑えられているんですね。
また、このPUレザーは汚れてもサッと拭けばOKなのでお手入れ要らずなところもいい感じです。
ただ、耐久性は低そうな・・・
書い直しも買い足しもしやすい価格なので安心ですが。
クリップブックはその魅力の軽さによってノートとシステム手帳の間という微妙な立ち位置を獲得していますね~。
ルーズリーフからシステム手帳い移行するには最適なポジションの手帳だと思います。
さて、そんなクリップブックの使い方ですが、通常のノートのように使うのもあり!
あな吉手帳
家計簿
趣味系ノート
勉強ノート
バレットジャーナル
その他いろいろ
こんな感じでSNSとかでもたくさん紹介されていますね。
A5リフィルはたくさんの種類が販売されているということもあり、私は市販品を最大限に利用してスケジュール帳やTo Doリストとして使いたいと思います。
クリップブックのリフィル 使えるリフィルはどんなやつ?どこで売ってる??
クリップブックで使えるA5リフィルは市販でたくさん販売されていると書きましたが、ここで間違えてはいけないポイントをご紹介しますね。
クリップブックの特徴の1つでもある軽さ。
それはバインダーを極力リフィルと同じ大きさに抑えることで叶えられているのではないかと思います。
でも、そのサイズがリフィルサイズギリギリであることで、普通のA5リフィルは使えるのかどうかという疑問を抱く人もいるようです。
どのリフィルを買えばいいのか分かる人にはわかるんですが、知らない人の場合は間違えて買ってしまったり・・・とかあるようなので。
そんな無駄買いはもったいないので、不安な方は確認しておきましょ~ね~。
クリップブックで使えるA5リフィルは、A5のシステム手帳用(6穴)リフィルです。
以前は有名な文房具店やロフト、東急ハンズなどにしか無かったんですが、最近は大型のショッピングモール等の文房具売場や小さな文房具屋さんでも販売されているので書いやすくなってます。
A5のシステム手帳用(6穴)リフィルはこういうやつです。
上の写真の右端にも写ってますが、たくさん入ったお得なリフィルもありますのでお好みでチョイスしてくださいませ。
ちなみに私がおすすめするのは下記の2つです。
【1.】LIFE
LIFEは紙好き、ノート好きにはおなじみですね。
ちょっと厚みがあり万年筆でも裏写りせず書きやすいです。
そしてクリーム色は万年筆インクがとても映える紙の色なんですよ~~。
しかも、メイドインジャパン!!
買わない理由が見つからない・・・
【2.】日本能率協会
Bindex対応のA5リフィルです。
私はこれのドット方眼と無地、どちらもクリーム色を愛用してます。
サラッとした手触りで裏写りも無く快適です。
(ペリカン万年筆(EF)で青墨インクorモンブラン ミッドナイトブルー使用)
ただ使用するペンの種類(フリクション等)によっては裏写りが気になる、という口コミもあるのでご注意あれ~。
もっとお手軽にするなら自作もできます。
お好きな紙をA5サイズに切ってシステム手帳用のパンチで穴を開けると簡単に作ることができます。
システム手帳用のパンチはこんなやつ。
これからも使うなら買っておいたら、インデックスとかも自作できるので便利です。
2穴パンチで作るのは難しそうですが、1穴パンチがあるならできそうな。
いっぱい穴が空いたルーズリーフは穴が合わず使えないので気をつけてくださいね。
お値段は紙にこだわらなければルーズリーフの方が格段に安いです。
100均にもありますしね。
でも、コスパ良しなルーズリーフは穴の位置が全然違うのでクリップブックには使えませんよ~。
クリップブックにセットできるリフィルの最大枚数を検証した記事はこちらです。
→クリップブックのリフィルサイズや軽さをfilofaxオリジナルと比較
クリップブックをバレットジャーナルで使うためにリフィルテンプレートを作った記事はこちらです。
→クリップブックの使い方 バレットジャーナルで!自作テンプレートも♪
クリップブックのレビュー記事もありますのでよかったらどーぞー。
→システム手帳のfilofaxクリップブックレビュー A5で軽くて満足!
→filofax クリップブック ペン差しに合うペンを探しの旅へGO!
クリップブックの使い方 まとめ
クリップブックの特徴は、システム手帳で敬遠されるポイントの1つでも有る【左側の書きにくさ】を解消するべく考えられた『クルッと回転』機構。
それと、リング径の割りに軽くてコンパクトなところ。
コンパクトさゆえに、クリップブックは大きさがリフィルサイズとほぼ同じなのでインデックスがはみ出てしまいます。
ですが、縦のインデックスにすると意外と気にならない感じになるので縦型がおすすめです。
あとは、対応リフィルはルーズリーフではなくてシステム手帳リフィルだってことですね。
その辺りだけ押さえとくと「こんなはずじゃなかったのにぃ~」ということがなくて良いかもです。