サクラクレパスのサクラクラフトラボ001【SAKURA craft_lab 001】を購入!
伊東屋さんで見かけて欲しいな~と思いながら、あっという間に半年以上が経ってしまい、さすがにもう売ってないかと思ったら売ってた~。
限定とかではないのね?
これは運命!(文具好きあるある)ということで我が家にやってきたサクラクラフトラボ001のレビューを早速いってみたいと思います。
サクラクラフトラボ001のリフィル互換(ジェットストリーム)についても確認してみました~。
【Contents】
サクラクラフトラボ購入レビュー!【SAKURA craft_lab 001】
サクラクラフトラボ001【SAKURA craft_lab 001】とは、サクラクレパスさんがこだわりにこだわって生み出したボールペンの1つ。
「進化するペン」
なんて魅力的なキャッチコピー♪
真鍮をボディに使うことで変化を遂げる。
しかも、使う人によって異なる変化。
世界に1つだけの、まさに私だけの相棒!
サクラクレパスさんのこだわりがいっぱい詰まったストーリーのある製品。
こういう製品って最近増えてきて、買う時に納得できる理由をたくさん探す私としては嬉しい限りです。
やっぱり「とりあえず安くて大量生産だー!」というものより、こだわりを持って生み出されたものの方が魅力的ですよね。
自分が持つものに愛着がわくにはストーリーが必要ですからね~。(自分自身への言い訳か??)
では、製品情報を簡単に。
名称:SAKURA craft_lab 001 (サクラクラフトラボ)
本体価格:¥5,000+税
軸色:ブラック、ブルーブラック、ブラウンブラック、ボルドーブラック、グリーンブラック(全5色)
リフィルインク:水性顔料ゲルインキ(¥200+税)
リフィルインク色:ブラック、ブルーブラック、ブラウンブラック、ボルドーブラック、グリーンブラック(全5色)
ペン先機構:繰り出し式
素材:真鍮+アクリル
初回限定でホワイトとブラックが用意されていたようですが、なんと言っても私の好みはグリーンブラック。
なので、ギリギリまで我慢して【欲しい!】が沸点に達した時に購入。
おかげで満足度120%です(*^.^*)
サクラクラフトラボ001の特徴的なところは、真鍮とアクリルを合わせることでなんとも言えない渋い雰囲気を醸し出しているところでしょうか。
ビンテージ好きなら物欲を掻き立てられるのではないでしょうか。
アンティークなテーブルに使い込まれた手帳や時計。
そこにサクラクラフトラボの001。
(イメージ画像)
桜のマークの頭冠も良い味出してます。
クリップ部分も特徴的で、アンティーク眼鏡のイメージだとか。
たしかにそんな感じですね~。
ジャケットのポケットとかに挿すと、めっちゃカッコイイやないっすか!!
カーキのジャケットにグリーンブラック・・・。
わかりにくいな。
ちなみに、箱も良い感じで渋い。
そして書いてあることも渋いわー。
こんな渋い箱に入ってたら、箱が捨てられない・・・(T_T)
取扱説明書を留めてるクリップも真鍮製なんだとか。
こういうこだわりってステキ♪( ̄ε ̄@)ぶっちゅ~
万年筆とは違ってリフィルが変わることで書き味を自分好みには出来ないボールペン。
そんなボールペンですが、軸を自分好みに出来るというのは魅力的ですね。
そういうこだわりをギュッと詰め込んだ、まさに大人のボールペンだと思います。
取扱販売店は伊東屋さん,、石丸文行堂さん、うさぎやさん・・・等々
販売店が限られているんですね~。
私が見た時には、東急ハンズ、ヨドバシカメラ、楽天、Amazonなどの通販では取り扱っていませんでした。
(私の欲しいグリーンブラックがどこにもなーい)
そういう簡単にネットで買えないというところも欲しい温度が上がる理由かもしれませんね(言い訳)
あ、軸色は売り切れのものもありますが、楽天の文房具のタケケンさんで扱っているみたいです。
|
サクラクラフトラボ 書き味はどうなの?
では、書き味はというと・・・
「なに?このスルリンコな書き味は!!」
ほんまにスルスル~と書ける。
しかも、なんだか書いてて心地良い。
水性ゲルインクとは言え、この滑らかな書き味はインク&バランスによるものなのだろうか?
なんだか不思議と持ち歩きたくなる。
持ってる自分の手とペン、両方を見ていたくなる。
そんなボールペンだと思う。
※そりゃおまえ、気に入ったからやがな!とも思うけど(笑)
インクは黒系で5種類。
始めにセットされているは軸の色と同じ色のインクになります。
私は軸色のグリーンブラックを買ったのでインクもグリーンブラック。
そして、替芯はブルーブラックを買ってみました。
使い分けが出来るほどの色の違いはなくて、どれを選んでも普段使いにちょうどいい。
それほど微妙な色味を楽しめるインク色。
でも、ちょっと乾きが遅いような気もする・・・
微妙な色の判別が苦手な私の場合、色の違いがわからなさ過ぎて文字を書いた手帳をいろんな角度から見たりしている。
それでもあまりわからない。
ほぼニュアンスで感じ取る。(なんじゃそら、笑)
私が持っているのは、ブルーブラックとグリーンブラック。
ブルーブラックはまだ開封していないからわからないけど・・・
グリーンブラックと3章で実験しているジェットストリームの黒とシグノの黒で比べてみます。
上からサクラクラフトラボのグリーンブラック、ジェットストリームの黒、シグノの黒です。
ん?
私の細い目をめいいっぱい見開いて、画面に顔を近づけて見ると・・・
写真で見るとちょっとグリーンに見える!!
こんな感じなので、インク色にこだわる方は試し書きをしてから購入しましょう。
サクラクラフトラボのリフィル互換を確認してみた
サクラクラフトラボのリフィルについて調べてみると、リフィルも通販では売ってないんですよね~。
ガンガン使うにはリフィルのストックを用意しておく必要があるみたい。
それってちょっと残念やな~と思うねんな~。
ネット通販でサクッと買えると便利なのに・・・
とか書いといて、ネット通販にて入手できるお店がありました(笑)
楽天の文房具のタケケンさんです。
|
ということで、(どーいうことで?)
サクラクラフトラボのリフィル互換を確認してみることにしました。
同じサクラクレパスの「ボールサインノック」というボールペンのレフィルとは互換性あるようです。
というても、長さが違うので切らないと入りませんけどね。
他社のリフィルも確認しまーす!
手前からサクラクラフトラボ、ジェットストリーム、シグノ、サラサ、フリクションです。
どれもペン先は同じ感じですが、全部長さが違いますね~
そして、侮れないのが太さ!
こんなに違うもんなんだーと今更ながら思う。
まずは、人気のジェットストリーム。
ノック式のリフィル(型番:SXR-5とか)を並べてみると
長さが違うだけであとはいけそうですね。
太さもジェットストリームの方が細いです。
カッターで切って長さを合わせました。
ジェットストリームは細めなのでカッターで切れ目を入れて、あとはパキッと折ることができましたよ。
ちなみにあまり使っていないリフィルを切ると、インクのお尻にあるインク逆流防止用の液体が出てきてしまうことも・・・。
ま、そんな時は焦らずキレイに拭き取ればOKです。
では、絶対いける!という確信を持ちながらセットしてみます(笑)
繰り出し部分もスムーズですし、ペン先もキレイに出ています。
次は、サラサです。
サラサは全長をカットしても、太さの関係で入らないということを小耳に挟みましたが、まぢか・・・
いやいや、と言うてもやっぱり自分の目で確かめたい!
では、リフィルを並べて比べてみます。
なんと!
サラサは太すぎてほんまにはいりませんでした。
こういうとこシビアよね~。
シグノは大丈夫でした♪
ただジェットストリームよりもリフィルが太いのでカッターで切るのに一苦労。
結構深く切れ目を入れて力任せにバキッと行きました。
ですがー、
シグノリフィルをセットする時に、ペン先はスムーズに入るんですけどお尻がちょっと詰まる。
ぐいっと突っ込めば入るんですけど。
サクラクラフトラボのリフィルより若干厚みがあるからかしら?
シグノは厚みのせいか、切り方が悪かったのか、繰り出し部分もキレイに回転しない気がします。
回転はちゃんとしてペン先もキレイにでるんですが、自分的にこの回転の具合が納得いかなーい!
ワタクシ、シグノ好きなんでサクラクラフトラボでシグノが使えるの単純に嬉しいんですが、
でも、金属軸の重さに私の好きな極細は相性悪いみたいで、しっくりこないんだな。
回転がムギューってなるのもいまいちやし・・・
ってことで、私の偏った意見で言うと
ジェットストリーム0.5以上、回転部分が許せるならシグノ0.5以上、なら互換性OKです!
で、写真に入れといてふれずに終わろうとしたフリクション。
お尻の形状があまりにも異なるので、カットするのはちょっとなーと躊躇しておりました。
とりあえず、太さが入るかどうかだけ確認してみよう!
と思ったら、案の定入らず・・・
サラサと同じふで太すぎたようです。
ところで、サクラクラフトラボのリフィルはなぜ短いんだろうか?
他社の軸であの絶妙な色のリフィルは使ってほしくないっていう感じなのかな???
ま、長さを足せば互換できるんやけど・・・手間やね。
まとめ
サクラクレパス社製、真鍮製のボールペンのサクラクラフトラボ001。
軸は真鍮とアクリルを組み合わせたことにより、ヴィンテージ感が溢れるボールペンになっとる。
インクは水性ゲルインクで書きやすくて、リフィルに関しては価格面も良心的。
リフィルについては、「手に入りにくい」「ゲルインクは苦手」「自分の好きなリフィルにしたい」というこだわりの人以外は、
他社のリフィルに入れ替える必要は無いのかもしれないなと思います。
私は純正の渋い色のリフィルを使っていく予定です。
このボールペン、好きな人は好き!
めちゃめちゃ好みが分かれるところではないでしょうか。
万人受けする感じじゃないところもワタシ的には最高ですねん。
ただちょっと手が真鍮臭くなるのが・・・気になる。
このヴィンテージ感が好きな人は実物を舐めるように細かいとこまで見てみてください。
きっと琴線に触れるデティールが見つかるはずですよ~。
ゲルインク好きならエナージェルもおすすめ!